楠桂氏の作品は元々はリボンの少女漫画で活躍されてから、その後は女性作家でも少年誌に移り、「八神君の家庭の事情」でスマッシュヒット、その後も「鬼切丸」が長期連載となっていましたが、そこから先は余り名前を聞くことがなかったのですが、ふと気が向いて調べてみると、かなり絵柄も変化して、青年誌に登場していました。 この作品は微エロ系の路線で、女性作家では稀有なハーレム物のカテゴリーとなっているかと思います。
幾分かフルコンプするにあたってややこしかったのは、初期は少年誌で2冊、そこから主要登場人物を同じくして青年誌で移籍で10冊ありますが、タイトルにDXとついているだけなのでは、当初はそういったいきさつを知らないので当惑してしまいましたwww(実物観たら、無印とDXでは大きさが違うので簡単に判別が出来ますが。) 青年誌系では「パラレル・パラダイス」「アマダスの悪魔」「無邪気の楽園」等を筆頭にかなり度の超えたものが近年では多いので、そういった作品群と比較すると弱いですが、昔ながらのファンは購入して損はないかと思います。 令和6年現在、10年は余裕で経過している作品の割にはほぼ全巻ワンコインで購入できたのもありがたかったです。