ダイキン工業 DP-1を家庭内で使用しており、外出時の持ち歩き用として追加購入。
到着した商品は、サイトの画像で紹介されていた最新型ではなく、一型前のもののようだった。
商品サイトには生産国:日本と書かれているが、商品にはmade in chinaとはっきり記載されている。
・大きさ…外出の際携行しても邪魔にならない。
DP-1と比較すると、縦横はほぼ同じだが高さが5mm程高い。
・重量…携行しても気にならない。 DP-1とほぼ同じ程度の重量。
・操作性…特に判り辛い点は無いが、表示の向きを変える際、意図せずストップウォッチモードになってしまうことが時々有る。
表示の向きは記憶してくれない為、使用時毎回変更する必要が有る。
電源投入は手動だが、電源切断は指を抜くと自動で行われるので、余計な電池の消耗は防止出来る。
よく他のレビューで言われている電池を入れる際の向きが判り辛いとか、電池の蓋の装着に難が有るということは特に無かった。
・測定値…基準器(神様)が存在しないので、医療機器認証品のDP-1との相対比較になります。
DP-1と比較すると、測定値が安定する迄に時間を要する。
安定した後の値はほぼDP-1と近似値で、値の上下動に関しても大体相関は取れていたので、一応使えると判断。
・問題点…外来ノイズに弱いのではないか?
DP-1は背面に"EMC適合"との記載が有り、実際にどこで使用しても安定した測定が可能。
KO269のレビューで他の方が「測定出来なくなった、いきなり壊れた」と書かれているのを見掛けたことが有りますが、実際私も測定出来ないことが何回か生じた経験が有り。
例えば、携帯電話で通話しながら測定しようとした際、病院の診察室の前の待合で測定しようとした際等。
恐らくこの価格ですから、基板にシールド等EMC対策が施されておらず、外来ノイズ(他の電子機器からの電磁波)の飛び込みで測定が出来ない事象が生じたのではないかと推察します。
・総評…価格的に考えて、一応この分野の商品としては使えるレベルに仕上がっていると思われます。