【購入動機】原発事故前は多産地特Aコシヒカリの食べ比べを行っていました。事故後、阪神以西のコシヒカリを試しましたが、この地方に特Aがない事もあり、今一つなので他銘柄の特Aを試してみようと選考。22年度食味ランキングで阪神以西の特Aは、ヒノヒカリ(奈良・大分・熊本)、にこまる(長崎)、さがびより(佐賀)のみ。23年度は22年度以上に夏が暑く、耐熱性に優れる品種は『さがびより』であるとともに1等米になる比率が約80%と他品種平均40%に較べて優れている。また我が家は米がシャキッとした噛み応えと甘みがある物が好みの為、さがびよりに決定。中でも当店品がコメントが良かった為、本品に決定。
【玄米の状態】標準的な粒で艶があります。虫食いの黒斑もなく、緑米も少なく良好です。
【炊飯】食べる直前に精米し、最上位機種で炊きました。
【味覚】炊き上がりの香りは悪くないです。食感はやや硬目ですが、モチモチしています。甘みはコシヒカリの感覚で言うなら今一つでAランクの上位~特Aの下といったところです。特A福島産コシヒカリ(BLタイプ)とほぼ同等で、木島米や魚沼産(BLタイプ・クラシック)には負けます。冷めた本品は試していないので解りません。
【価格】いつも食べている特Aコシヒカリより随分安いです。
【その他】食べる直前に精米するとともに吸水時間を長めにする事をお薦めします。炊き上がり後の長時間保温は論外。