純正カートリッジの本体(蓋部分は不要)を利用します。ポイントは純正カートリッジの蓋の開け方。他店舗の工具付きを見て、最初は「ラジオペンチのようなもので開くのかな」と思ってましたが、実物を見て不可能なことに気づきました。
純正カートリッジの蓋と本体との隙間に、100均で過去に購入していた大きめの精密(マイナス)ドライバー(普通のドライーバーでは厚みがあって差し込めません)を差し込んで捻ったら簡単に開きました。たとえ精密ドライバーを持ってなくて購入しても、道具付きを買うより安く済みます。
作業用の使い捨て手袋も付いていますが、手袋して蓋を開けるのは困難です。蓋を開けるところまでは素手でやり、その後の工程は手袋すると良いでしょう。
次に、純正カートリッジ本体からインクを含んだスポンジを取り出します。この時は持っていたラジオペンチを使いましたが、ドライバーでもスポンジに刺して取り出せるとは思います。
本製品そのままを中に入れ、カバーの紙を取り去ったら完了。本製品の上部がそのまま新たな蓋の役目をします。なお、入れる方向は説明書をよく見て確認してください。
説明書が入っていますが、片面が黒用、もう片面がカラー用になっています。また、説明書にはQRコードもついており、スマフォで読み取れば作業を動画で見ることもできます。
問題なく使えていますので、最初の蓋開けさえ厭わなければお買い得です。