レコーダーはハードディスクが付いていないタイプで、その分全体で安く変えたのでよかったです。ハードディスクは家のパソコンで前に使っていたのがあるので流用しようと思っていましたが調べてみるとIDEタイプはあったのですが本機に必要なのはS-ATAタイプという事で、秋葉原に中古品を買いに行きました。今の相場は500GBで1000円程度と、手ごろでした。ハードディスクの交換作業の様な事は普段からパソコンで行っていたので本機に取り付ける作業も容易でした。(逆に言えば、パソコンのケースを開けたことが無いような方は多少難しいかもしれません。)その後電源を入れると、自動的に初期設定画面が出てきて設定を進めるようになっています。本機にはマウスが付属していて、オペレーションは全てマウスで画面上から行うようになっています。家には昔買った古いレコーダーもあるのですが、本体前面に色々なボタン類が付いていて操作するタイプで、ちょっと使い勝手が悪いと思っていたのですが、マウスで操作できる本機はその点で非常に使いやすいと思います。本体は白いシンプルな箱型で、まるでアップルのパソコンの様ですがきれいで良いと思います。
初期設定時の失敗談を一つ書いておきます。初期設定画面のメニューで、「本機は画面の解像度が横1920ドットで最高の性能を発揮できます。そうしますか?」というようなメッセージが出たので、「グラフィックの能力が高いんだ」と思ってつい「OK」ボタンを押してしまった所、画面が切り替わって何も映らなくなってしまいました。これは、繋いでいたディスプレーが、使っていなかった古い15インチの液晶VGAディスプレーで、横1024ドットにしか対応していないということを忘れていたからでした。気の利いた機械だと、ユーザーがそういうミスをした場合は数秒後に自動的に1024ドットに戻ったりするのですが本機にはそういう機能は無い様で、電源を切って入れなおしても1920ドットのままで、映りません。仕方がないのでメインのパソコンで使っているディスプレーに繋ぎなおしたところ、こちらは1920ドットに対応していたため画面が出て、1024に戻すことが出来ました。
最後にカメラの画質ですが、昔のものと比べるとすごく良い感じです。こういうものの進歩を感じました。