フルフラットにならないギアちゃんで車中泊するために購入。車を契約してから6ヵ月経ってやっと納車され、GWにさっそくこのベッドを使うことができたのでレビューします。
初期設置-簡単。特に動画を見れば迷うこともありません。ただし、開梱のための広い場所が必要です。
水平調整-気にしない人は水平器はいりません。ただし、フロントの高さは「わたしの場合」少し高めなものが届いたので、助手席の引き出しが開かず、調整脚を下げる必要がありました。ハンドル位置を低く設定している人も注意(初期は脚が高めに設定されている)
サイズ感-全てぴったり
マットの硬さ、質感-質感は最高!固さは、そのまま寝るには硬すぎ、物を置くには柔らかすぎですが、ベッドマットですので当たり前。そのまま座るには丁度いい。
総評
ソロ車中泊は、助手席をつぶしてベッド状態で移動でき、運転席側のマットなども自宅に置いておけるので、ほぼキャンピングカー状態でお出掛けできます。
しかし…
2人になると一転します。
運転席、助手席に人が乗るので、運転席、助手席のマットや金具を積載した上で、荷物を積み、現地でフロント部分の設置をします。
そのため、組み立てるための広めの駐車スペースが必要となり(扉を全開にするので)、運転席をベッドにしたら車の移動はできません。
さらにインフレータブルマットを使う場合、車内の荷物が邪魔になり、場合によっては車内の荷物を一度下ろす必要があります。
普通のキャンプなら場所はありますが、道の駅などでの車中泊を考えるなら、かなりの勇気と強いハートが必要です。
最後に車内空間は、身長165cmの人があぐらをかいて座れるくらいのヘッドクリアランスはあるものの、やはりハイトワゴンの恩恵はなくなります。某メーカーの最初からシートがフルフラットになる車やバンタイプの車にはかないません。このベッドもあと数センチ低くなればなぁ…と思いました。