素人にも簡単に取り付けられました。特別な技術は必要ありません。電話で教わった「取り付け方のコツ」は、本当に役立ちました。試してみて「お~確かにその通り」と思えるものです。「手動のドライバーだと手が疲れる」というレビューが多かったので、自分も電動ドリルを使ってみようと思い、家にあった余っていた板で練習してみたところ、慣れないと勢いよく締まりすぎてねじ山を壊してしまうことが判明し、自分の場合は、電動ドリルは下穴用に限定し、ねじは手動のドライバーを使いました。下穴さえ開いていれば、ねじは一般の手動ドライバーでも疲れませんので慣れない方にはそれがおすすめ。締め具合も微妙な加減が出来ていいです。
性能は、文字通り期待以上です(注文後、断熱ガラスに変更しました)。我が家は寒冷地で今は真冬という条件ではありますが、外サッシと「インプラス」の両方が閉まった状態から「インプラス」のみを開けただけで、閉じ込められていた冷たい空気が部屋に入り込んだことがはっきり体感できました。また、それと同時に、外サッシの窓ガラスが急激に曇りはじめましたので、結露にもかなりの効果が発揮されていることが分かります。これだけしっかり性能が感じられると「お~、おまえ、よくがんばってるぞ」と、頼もしささえ感じます。
他のお店と比べて安いことは言っても、金額を冷静に計算すると、購入にはある程度の覚悟が必要です。また、インプラスの購入費が節減された暖房費と相殺されて、「はたして元が取れるのか?」という素朴な疑問もあります。「元を取る」という視点で考えれば、かなり長い年月が必要になるでしょうし、不可能かも知れないとも思います。しかし、「ストーブを焚いているのにしつこく冷気が入り込み、足もとやおしりがなかなか暖まらない」ぞくぞくした不安感や、「毎日結露を拭き取る手間やカビへの心配」から解放され、「家中の温度が一定に保たれる」「冷気が溜まるブラックホールがない」「テレビを見る時や食事の時など、どこに座っても暖かい」という快適さが得られることは、お金には換えがたい魅力です。「元が取れるかどうか」を計算して我慢するより、「それ以上の快適さ購入する」という視点で考えれば、お金をかける価値は間違いなくあると思います。