買った商品の重さを帰り道感じることが実店舗での購入の喜びだとすれば、通販の楽しみは届いた商品を開ける際に感じられるワクワク感とも言える。でも残念ながらこれはワクワクしてた分のがっかり感での落差が凄まじかった。 まず商品の梱包だが、同じ商品三個くらい入りそうなでかい段ボール箱に商品が一個だけという過梱包、これはまだいい。 それに対してなんの緩衝材も入っておらず、運ぶ際にガタガタになるだろうというのまあ目を瞑る。 普段使ってる際少しくらい雑に扱ってすぐ壊れるようじゃ話にならないだろうし、こっちはプラ製にはないだろうその頑丈さを期待して買ったのであるから。 だがこれは袋の中で折りたたんだ状態ですでに不具合が出てた。 プラ製のピンチと違い、このステンレス製は細い棒を曲げて洗濯バサミの形に整えている。 なので溶接とかしているわけではなく、洗濯バサミ同士の間に細いながら無視できない隙間があるのだ。 その細い棒に開いたわずかな隙間同士に絡まること。 絡まりにくいとか書いてあったけど、イヤイヤ絡まってるじゃんって感じですね。 折りたたんだ時絡まるだけならプラ製のピンチでもよくあることだが、これは金属のリングから外れることもあるので、使う前にまず外れたピンチをつけ直す必要がある。 これが相当手間で、今洗濯物を干しますという時にブレーキをかけられることになり、結構腹がたつ。 頑丈かつ時間が経ってもボロボロにならないものを探して買ってみたステンレスばさみだが、 干すたびに外れたのを直しを長期間繰り返さないといけないと思うと逆にうんざりしてくる。 難しいことだが買う前に現物を見て実際に使えればよかったがそうもいかないし、 プラ製が主流の中でこういうステンレスのピンチハンガーが主流ではないのは、こういう理由があるからだと思い知った商品だった。