この手の製品は、安い割に写真の見栄えが良くお買い得に思えるものが多いですが、実際に買ってみると、「ああ、写真の撮り方が上手いなあ」と感心するほど、実物はチープだったりすることが多い。天板がしなったり、板のエッジの塗装がはげていたり、表面の質感が「もろ紙じゃん」だったり。
以前、これより安い机で「天板の耐荷重40キロ!」と威張っている製品があって、その勢いに「ふうん頑丈なんだ」と思ってしまったけど、実際には天板に手のひらを乗せて体重をかけると見事にたわんだ、なんてこともあった。
「よく考えたら40キロって小学生の体重だもんな」と納得したけど、「広告にのせられちゃったな」と苦笑した。(あえてだまされたとは言わない)
なので今回は、価格も大事だが何より「ちゃんとしてそうな」ものを選んだ。
実際に組立ててみると、ちゃんとした会社のオフィスでも使われているようなしっかり感と、特に高級品には見えないけど何十年使っても大丈夫そうな安心感があって、グラツキなど一切なしでものすごく安定している。天板の上に乗ってみてもまったく不安感がない。
サイドデスクとして使うのだが、足元が広くワゴンなどのレイアウトが自由自在なのもいい。安い机は素材の剛性不足をカバーするために、足元にお情け程度の棚をわたしてあったりするが、これが邪魔なだけなのだ。
ということで、ぼくの使用目的には100点。