フラップルーバーのユニークな見た目に惚れた。木製は朽ちるし傷みが早いのでアルミ製などの方がいいと言って推しているSHOPもあり、レビューも散々眺めながら購入は随分迷った。
さて本題。パーツは4つ。と付属品のネジ類。シンプル。トリセツはちょっと考える時間を必要とする、無案内な内容。もうちょっと図解に工夫が欲しいところ。
スクリュー螺子を自分で留めて組み立てる。金属製の同種品だと受け側にナットがあるからイイが、ネジを挿す側に下穴はあっても、受け側には何もない。受け側にもガイド用細穴を垂直に貫通させてくれていたら、割れの心配もなく作業上トッテモ親切な商品になると思うんだが。
とはいえ、他レビューにもあるように意外に簡単に組み付け出来る。インパクトドライバーなどは不必要。何故なら、木が比較的柔らかなのと、付属のネジが普通のタッピングネジじゃなくコーススレッドだったから。一応ラチェットドライバーは使ったが力も要らず15分足らずで10本の螺子を留め完成した。これなら普通のドライバー1本で女性でも難なく組める。仮にちょっと曲がって留まっても、ある程度無理がきく材質なので問題なく完成させられる。
但し、コの字型でしかない立体だしコーススレッドの細さ頼りなさにも由来して、天板があっても少々グラグラする。しかも足部にアジャスターとか付いてないから設置場所によってはさらにがたつく。自分はウレタンシートを切ってがたつく足に据えてバランスとった上、ブサイクだがレンガブロックを天板に載せて重量を稼いだ。こうでもしなきゃ、フラップも開閉するし、とっても安定感ないんで。補強とか室外機への何某かの固定とか追い塗装とかは一切施していない。重しを乗せた以外、素のまんまの設置。後は屋外でどれくらいの耐久性があるか、どのくらい表面塗装が持つかだが。
フラップルーバーは開閉どちらか選択式で開けたり閉じたりが可能。長尺ビスを固定ピン代わりに挿し込んで使う。簡単な構造だから、角度調節も出来ないし開いた時はフラップ枠の重さでピンに抗って支えてるだけの、雑と言えば雑な仕組み。ちょっとがっかりなイメージ。これが9,800円だったらココまで辛辣には書かなかったかも。気が向いたら開口角度を多段階に可変できるよう枠に細工しようかなって考えてる。もっとも、ルーバーを開けるメリットを今後使用しながら感じたらのコトだけどね。