付属ネジが短か過ぎる(65mm)ため、通気構法サイディング仕上の住宅では柱まで届きませんでした。90~120mmスレッドが別途必要で、さらに取付け台座金具の穴拡大加工が必要です。
施工説明では面合せ材にビス打ちされていますが、実物の窓周りは透湿防水シート・防水シート・防水テープで厚く施工され応力集中させられない部分です。かなり大き目のサイズを選んで縦胴縁を狙ったほうが良いかも。
取付け台座金具はスタンドハイトが不足していて、額縁の広い外付けサッシやシャッター付きサッシと干渉します。フットプリントも不足しており、通気構法の上から施工するとサイディングに局所的な負担がかかりクラックの原因になります。
取付け後のガラリ羽根はミゾにはまっているだけですので横方向に動きます。ガラリの横端が縦に一直線に揃わずズレてしまいますから見苦しいです。
ガラリ羽根は断面がCの形をしていますので、逆さ(上開き、逆さ鎧)施工すると雨水や塵埃がたまって汚くなります。