【読込速度】
UHS対応リーダならスペック通り。非対応なら20Mくらい
【書込速度】
UHSであっても7-10Mくらい。遅さは覚悟の上で
【信頼性】
書き込みの遅さから見るとTLCでしょう。数年程度で交換です。監視カメラ、ドラレコなどには使えません。
【価格満足度】
まあ、2000円切ってますから用途によっては安いかと。
【その他】
読み48MByte/secはUHS-1対応機器で内部USB3.0接続のみです。UHS-1対応でも書き込みは10MByte/secを切ります。
恐らく10nmクラスのTLCかと思われます。予備セルは多めに用意されていますが、TLCはセルあたりの書き込み保証が1000回程度なので、ストレージ的な使い方には不向きですし、10nmクラスだと記録電荷も書き込まずに放置してると5年程度で蒸発します。
スマートホン向きの商品です。写真などのデータを長く保存したければPC経由で光学メディアやHDDなどの寿命が長いメディアに移し替える必要があるでしょう。
最近は写真データをMicroSDのまま保存する例があるようですが、フラッシュメモリは電荷が抜けるのが原理的に避けられないので、オススメできません。BD-RやDVD-RWに大切なものは移しましょう。
海外輸入品には頭しかかけない偽物が良くありますが、この商品は本物でした。
並行品には選別落ちを再生した偽物が多いので、開封後一度すべてのセルにデータを書き込んでチェックしましょう。
この辺りを割りきって使うならいい商品です。書き込みが遅いので、ミラーレスや一眼のように連射前提の機械にはもっと高くて速いものを使いましょう。同じUHS-1でも書きが70-90MBytesのものもあります。6000円を超えますが20nmクラスのMLCをパッケージ内で重ねて平行して書き込むので高速かつ寿命も長いです。ストレージや動画を扱うものにも向きません。あくまで写真と物置にするならこれでよいです。