このような器具が出来てから仏壇用と墓参用とを使って来ました。特に墓参用は大阪の上町台地(大阪市で唯一太古から海上に出ていた所です)の最も高い所に秀吉により集められた寺町にある我が家のお墓では風防付きが必須でした。ただ如何せん(イカンせん)風防部分が横に張り出しますから嵩高(カサダカ)で歩きながらトートバッグの中をチェックしていたのは、他の荷物と絡まるからでした。その点コレは誤作動防止もしっかりしており解除に合わせないと着火が出来ません。また燃焼部にCAPの付いているのはよくありますが、奥の手を持っていない我々は片手に線香、片手にコレで、CAPは何処へとなり、ポケットに放り込むしかないのです、いつも何だかそれもなぁ、ご先祖様に失敬だわと、両手で悪戦苦闘していました。その問題もなくしかもコンパクトにまとまっています。よく言われる事ですが同種の品に比すれば価格は確かに高い方です。しかし、このような長所の多い事を考えれば当然の価格設定だと思います。ただ私にはコレが3本目です。1本目は古くなってきたなぁと思うほど使いました。しかし2本目は購入して1ヶ月も経たぬうちにどうしても着火出来なくなりました、もちろんガスは満タン状態でした。月に2回の墓参ですから高価な品になりました。その時に購入したSHOPに問合わせると、発売元はそんな筈は無いと言っている、更にアレコレと並べ立て使い方にもよるとの事だと言われました。前のは5年も使って来たわと言いそうになり呆れ果てました。だからコレがどれほど無事に使えるのか?コレが今の私の最も気がかりな点です。百均のライターは手に余り、コレは飛行機では持って行けません。年に2〜3回墓参の為に上京します。2ヶ寺共着火の為のコンロと線香を運ぶ金属製の用具とが置かれているのですが、特に風の強かった日には烈しく燃え上り辟易しました。ターボは何故駄目なのかと今や国内ではトップ2に迄のし上がったA社のカウンター社員と検査係官とに聞いたのですが申し訳ありませんがターボは駄目だとしか答えてくれませんでした。