前 回 引き続き、 み 佛 様 極楽浄土 、 最前列 お道具 四具足 一部、火立て 1.6寸用 消金メッキ、
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【 浄土真宗、 正 信 念 仏 偈 】 ( 一切善悪凡夫人の章 )
一切善悪凡夫人、聞信如来弘誓願、仏言広大勝解者、是人名分陀利華、
弥陀仏本願念仏、邪見僑慢悪衆生、信楽受持甚以難、難中之難無過斯、
【 正 信 念 仏 偈、 意訳 とは 】
世間で善人だ、悪人だと云われる 一切の人々は、 阿弥陀如来の本願(弘誓願:ぐぜいがん
=第十八願)を聞いて信ずれば、 お釈迦様は、広大な智慧を得た者(広大勝解者)と褒め称
え、 この念仏の信心の人を 泥沼に美しく咲く 白蓮華だと称えられる、
阿弥陀仏の本願による念仏の法(教え)は、 誤った邪まな考えを持ち、驕り高ぶる人々には、
信じる事(信楽受持:しんぎょうじゅじ)は、甚だ難しい、 難の中の難で、これ以上に過ぎる
難しい事は無い。(無過斯:むかし)
【 浄土真宗、 正 信 念 仏 偈 】 ( 悉能摧破有無見の章 )
龍樹大士出於世、悉能摧破有無見、宣説大乗無上法、証歓喜地生安楽、顕示難行陸路苦、
信楽易行水道楽、憶念弥陀仏本願、自然即時入必定、唯能常称如来号、応報大悲弘誓恩、
【 正 信 念 仏 偈、 意訳 とは 】
龍樹菩薩(大士:だいじ)というお方が世に出られて、 「有無の見」を悉く打ち破り(摧破:ざい
は)、 大乗のこの上もない教え(法)を説きのべ(宣説:せんぜつ)、歓喜地(かんぎじ)を悟り
安楽(浄土)に往生するだろうと、 難行の陸路をすすむのは 苦しいと表された龍樹菩薩は、
易行の船の旅(易行の水道=信心)の楽しき事を勧められ、阿弥陀仏の本願(第十八願)を
信(憶念:おくねん)ずれば、 信心を戴くと同時に、必ず仏になる事が決定(けつじょう)した
位に入る、だから、唯よく常に 阿弥陀如来の名号を称えて(常称如来号)、全ての 人々を
救って下さる大悲(だいひ)の 恩を報ぜよと 述べられた。
【 其佛本願力 聞名欲往生、 南 无 阿 彌 陀 佛、 皆悉到彼國 自到不退轄 】 六道輪廻転生、
此の偉大 み 佛 様、 お 縁に 深 く 感謝を申し上げ、 手を合わせて 南无阿彌陀佛 合 掌。