始まりは、トーポとクロートの可愛らしい結婚式から。
そんなほのぼのとした雰囲気から、シアンが神具を授かった理由、そして実家の秘密などが明らかに。
前巻のラストの意味もわかります。
王都を救うため、シアンはバタラと父と共に核心へ向かう。
そして──。
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待っているのは当然、ハッピーエンド。
ただ、七年後のシーン…連載時の感想でも他の方が書いておいででしたが、シアンの兄姉の件が不満ですね。もう少ししっかり書いてほしかった。…原作未読なので、そちらがどうなっているのかわかりませんが。
いきなり、いい家族という雰囲気で出てこられても、真実を知ってどうなったのかぐらいは知りたかったですよね。
それに、同じく感想欄でシアンの状況に疑問が投げかけられていたのを考慮したのか、「風邪」に変わっていますね。確かに、そのほうが納得できます。
それに、バタラが本当に綺麗になっていましたね。貴族として生まれ育ったヘレンと並んでも見劣りしないほど上品だし。
描き下ろしでは、シアンの息子が…という話。
デゼルトはずっと平和です。素敵な物語を有難うございました。