「マッドマックス」シリーズの第1作目が公開されたのが1979年。あれから45年、「マッドマックス」シリーズの5作目となる。監督は1作目からジョージ・ミラー。こういうシリーズ物は途中で監督が替わるのが常なのだが、ジョージ・ミラー監督は一人で手がけている。もはや執念、ライフワークと言って良いであろう。
この作品は前作「怒りのデス・ロード」でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサが如何にフュリオサになったかを描く前日譚、最近では良くある設定の映画である。内容はなるほどという程度であるが、「怒りのデス・ロード」に続く不毛の荒野の大アクションの連続は、さすがジョージ・ミラー監督の十八番である。