猿の動き(演技)が素晴らしいと思ったら、メイキングを見ると、実際の俳優たちに特殊なスーツを着けて猿の演技をさせ、それをCG化して映像上は完璧な猿だ。美人女優も全く素顔が分からない猿となる。最初の「猿の惑星」(1968)から半世紀超、特撮、メイク等は隔世の感がある。
映画は冒頭から猿しか出て来ない。人間(ノヴァ=フレイア・アーランド)が出て来るのは開巻から40分過ぎ、以後も人間少なめ、猿大量という映画、「猿の惑星」だからタイトル通りで、これで良いと言えば良いのだろうが。ただし、テンポは遅く、話はそんなに面白くはない。