シーズン1は全8話だったが、シーズン2は2話増えて全10話。ただし、報道によるとこれで打ち止めらしい。最後は一応決着が着いて、一番の悪は処分されて大団円を迎える。シーズン２は渡辺謙及びアルセル・エルゴート以上に女性たちが活躍する。渡辺真起子姉さんは終盤を締めるし、伊藤歩はシーズン1では出番が少なかったが、シーズン2では全話出演して、アルセル・エルゴートと結ばれる（？）。菊地凛子は言わずもがなの出来る女、シーズン2から登場する真矢ミキも権力やヤクザに屈しない女渡辺謙だ。 主演の渡辺謙は多数いる（Executive） Producerの一人としてもクレジットされている。それほど入れ込んだ作品ではあるが、一般的にはそれほど評判を呼んだ作品とは言いがたい。そんな時、真田広之主演の「ＳＨＯＧＵＮ 将軍」が米国エミー賞の作品賞、真田の主演男優賞他各賞を大量に受賞し、世界、日本で大絶賛の嵐となりながら、かって真田と共演経験（「ラスト・サムライ」）がある渡辺謙のコメントが無いことがニュースとなった。こういうスター同士はプライドが高いからそういうものだと思う。先にハリウッドで活躍していた渡辺は悔しいはずだ。しかし、渡辺謙といえば「独眼竜政宗」の人である。時代劇でもう一肌上げたいと思っているはずだ。今、時代劇が全世界で見直され、環境は整ったはずだ。捲土重来を期待したい。