これ、ホントにスゴイ映画です！ チョウ・ユンファ＆ジョン・ウーコンビの香港時代の最後の作品で、オープニングのレストランでのド派手銃撃戦から、「ダイハード」バリのクライマックスの病院での銃撃戦まで、もう目が離せません！！（エレベーターを使っての銃撃シーンなんか涙モノです。） しかも競演は「英雄」のトニー・レオン。いわゆる「男たちの挽歌」シリーズではありませんが、ストーリーは中国返還直前の香港を舞台に、刑事と、麻薬捜査官が武器密輸団を相手に戦いを繰り広げるって感じです。今考えると超贅沢な配役＆監督で、２丁拳銃はもちろん、スローモーション、爆破、男の友情などなど全編ウー監督の美学が徹底されています。ボク自身はユンファ＆ウーコンビ、いやガンアクション映画の最高傑作と位置づけています！ オープニングアクションで若き日の國村隼さんがイイ味だして悪役やってます！手に汗＆鳥肌興奮度満点の「ハードボイルド」これ見なきゃ絶対損です！！ぜひ見てください！！

チョウ・ユンファ、トニー・レオンという90年代当時の香港映画界の2大スターが激突する。次から次へと繰り広げられる銃撃アクションのつるべ撃ち。その意味ではジョン・ウー監督らしさを堪能出来る。堪能しといて、これを言ったら始まらないが、幾ら何でも人を殺しすぎ。ほとんど死んで行く人間に人格はなく、モブ（物）扱いである。組織の人間、悪党ならともかく、病人をはじめ無関係な一般人多数、挙句の果ては病院爆破である。赤ちゃんひとりだけ一生懸命守っているのがバカバカしい。

最高！素晴らしい！！！！！！！！！！！！！！！！！！