willで平井さんの話を聞いてわかりやすかったので、本を買ってみました。なるほど 半導体の重要性が平易に書かれて読みやすかったです。その後、ディープなところは ものつくり太郎でがっちり勉強しました。

経済安全保障とは何か、日本の問題は何か、明るい未来を実現するためには、が書いてあります。 単に最新の半導体だけを気をつければ良いと思っていたのが間違いということにも気がつきました。 経済安全保障というと狭い分野のような気がしていましたが、これほど幅広いことが関係しているとは思いませんでした。 日本の大学、政治の無防備さを情けなく感じ、絶望感を持ちましたが、一人でも多くの人が現状を知り、動き出すことしか日本の将来を変える方法はありません。 一人でも多くの方に読んで欲しい本です。

半導体と半導体をめぐる世界の状況について書かれています。 「半導体とはそもそも何？」から始まっていて、理系音痴の 私には有難かったです。 電機メーカーに勤務された経験ありの著者ならではの 専門的知識と共に、 産業の先端技術と情報が海外へ流出防止する施策が、国益を守るために 重要であると説かれています。

国家戦略を現実に沿って随時変更していくことの大切さがわかりました。 まだ日本には素晴らしい技術あり、これを活用できれば次世代につながるのだと理解できました。