「ハネチンとブッキーのお子さま診療録」は、一見地味なテーマにもかかわらず、丁寧に描かれた作品で、とくに子育て中の方には感動の涙腺崩壊ポイントが多いです。親として、家族にもっとちゃんと向き合おう、子どもと接する時間を大切にしよう、と自分を見つめ直すきっかけになります。
私自身がいちかちゃんやみちる君と同じ年頃の子を育てていたとき、毎日が戦場のようで、何が正しいのか分からないまま過ごしていたことを思い出します。あの時、ブッキー先生に出会いたかった。ワンオペに奮闘したあの日々がよみがえります。
ぜひお母さんだけでなく、お父さんにも読んでいただきたい作品です。これからもずっと続いて欲しいと願わずにはいられません。