その言葉の流麗さ、優しさ、
柔らかさの連続から、
一気に100ページほど、
駆け抜けて読んでしまいました。
序盤は所謂マインドをどう整えていくか
にフォーカスが当たっています。
このなかで、
『7つの勇気』という考え方が出てきます。
油断すると
「ちょっと自己啓発的なあれかな...」
と斜めに構えてしまうかもしれません。
しかし、
この『7つの勇気』が見事に、
自分の強み、弱みを具体化させる
『合理的な自己分析システム』
として機能します。
ちょっと上の表現は
固かったかもしれません。
ただ、
自己分析を促しつつも、
その流麗で、優しく、
柔らかい言葉の連続から、
自分の弱いところにもそっと寄り添い、
自己受容を手伝ってくれる、
とても心地よい気持ちに
わたしを導いてくれました。
この『7つの勇気』は、
職場の同僚や部下、家族、
または親愛なる友人たちが
何か壁にぶち当たったとき、
彼らの背中をそっと押し、
勇気付ける術として応用できる、
そんな気がしました。