シーズン2はシーズン3を見るために大変重要なシーズンで、シーズン3でボーグの同化システムが変化していて(ピカードの特殊なDNAを転送装置で埋め込む同化方法)、また可変種も登場しますが(DS9の歴史と異なり治療薬を渡さなかった可変種が連邦を恨んだ後、ボーグと手を組む)、ボーグ・クィーンが復活する原因となった出来事がシーズン2で描かれています。アグネス・ジュラティがその重要人物(ピカードの命令が失敗し、時空改変が起き、捕虜になっていたボーグ・クィーンを救出、そして2024年にジャンプし、ピカードとジュラティがボーグ・クィーンを情報を得るためにクィーンを回復させ、ラシーナ号を与えた)ですが、クリストバル・リオス、ラファエル・ムジカ、ピカードの友人のロミュラン人の女性タリア、セブン・オブ・ナインなど、2024年を舞台に、Qとスン博士が絡んで展開します。TNGの人物はガイナンとウェスリー・クラッシャー(ちょい役)ですが、時空歪曲事変はシーズン3のための重要な物語です。ピカードの家族のストーリーもここでは重要です。ルネ・ピカードは宇宙飛行士を目指していますが、シーズン2を見るまで知りませんでした。ピカードの父の役は、バトルスター・ギャラクティカでガイアス・バルターを演じた彼です。いずれにしても、シーズン2はそれなりの楽しみのシーズンと言えるでしょう。2024年はシーズン3のボーグ侵略のための重要なエピソードでした。