もうすぐ５０代で現場の介護職もしていた時期もあり、実感したことをよりわかりやすい文章にしている感じて読みやすい。元気はつらつな高齢者は永遠に続かないけど、その時その時を受け入れながら生きていく。若い介護職の時代オムツ外しを懸命にして短時間外せたが、また元に戻らないといけない現実を見て空虚感でいっぱいになっていた当時を思い出しました。

多くの高齢者と関わってきた実体験から書かれていて、説得力がありわかりやすかったです。

昔なら同居のおじいちゃん、おばあちゃんがいて、どういう風に老いがすすみ、どういう風に亡くなっていくのかを体験で学ぶことが出来ました。今は核家族化が進み、おじいちゃん、おばあちゃん世代ですらそれを知らない時代になりました。色々な老い方があることを知ることで、親の介護も自分の老いにも付き合える勇気を頂けます。 また、延命の為だけの医療について自分事で考えるいい機会にもなりました。

認知症の義母のお世話をしていて、認知症や老いについて興味が沸き、理解したく購入。老いや病気には構えてしまい、力を抜いて受け入れてくことは難しいですが、穏やかに寄り添えたらと思いました。自分の時にもそうあれたらいいなあと思っています。

ちょっと読んで、これからのことを考えるに、参考として買い求めました。 前半はそんなこともあるという程度で、それほど共感することなく読み進めました。後半まとめに入ってから期待通りの読み応えのある内容でした。おすすめです。

実両親は健在、義理両親は老々介護状態で大変な毎月の通院を欠かしません。とても疑問に思っていたことが良く理解できました。それぞれの年齢や状況次第では受け入れ難いことかもしれません。元気なうちに読んでおけて良かったですし、実両親も読んでいたので、いざ介護になった時より良い選択が出来るといいなと思います。 覚悟を持って無駄な生命保険は解約し、お金を価値ある物事に使っていこうと思っています。 〈人はどう死ぬのか〉も両方読むことをお勧めします。