自分自身も、息子も中学受験を経験していますが、この巻のストーリーは特にリアルで、胸が苦しくなりました。志望校に受かったとわかった時の天にも昇るような喜び、縁がなかったとわかった時の絶望感。この漫画に描かれた想いは両方味わいましたし、小学6年生には過酷だとは思います。それでも、中学受験で得た知識や友人、先生は人生においてかけがえのないものであり、少なくとも自分自身は受験をして後悔をしていません。先生方が全力で応援してくださっていることも、この話からはよく伝わってきます。そういう意味で多くの人に勧めたいです。