「戦慄のタツマキ」VS怪人協会参謀「ギョロギョロ」改め「サイコス」。追い詰められつつあるサイコスが、怪人王オロチと融合。サイコスは、人間型の(さらに美人の女性タイプ)『怪人』という括りを見るに、おそらく生まれながらの怪人ではなく、後天的に『怪人になった』タイプであると思われる。更に読み進めていったり、以前の巻を読み返していくと、ヒーローであり、タツマキの実妹である「フブキ」とも何らかの関係がある含みが、持たせられている。ただ、大分『人間』や『ヒーロー』の枠外に存在する生物になりつつあるのが、この後、簡単に死亡するというオチではないのかと心配。
主人公のサイタマは、影が薄くなりつつも、コミカルな描写で登場。彼が本気を出す相手は、サイコスなのか、ガロウなのか。今のところ、どちらとも戦う理由はあるが、サイコスとの戦いは、色々と分が悪そうではある。
気になると言えば、他のヒーロー達。怪人協会の幹部にボコボコにされたS級やA級のヒーロー達は、果たしてこれから先、戦えるのだろうか、生きているのだろうか。