この「安倍晋三元総理追悼論」は、本当にすごい本です。
魔女狩りへの考察はもちろんのこと、日本人の自虐史観の払拭には、パール判事の判決書が実に大事であると、私達が、日本人であるべき原点をキチンの整理してくれています。
この本があれば、私達は、まっとうな日本人に戻れると確信します。
本の著者、深田匠氏の師の田中正明氏は、パール博士と盟友であり、また、田中正明氏は、安倍氏の祖父の岸信介氏とも大変親しく、岸氏をパール氏と引き合わせたのも田中正明氏だという。
若き日の安倍氏や中川昭一氏が立ち上げた近現代史の勉強会には、田中氏は講師としてパール判決について、何度かレクチャーを行ったということであり、パール博士の日本近現代史観を本質的に正確に理解していたのが、安倍晋三氏だったと思うということなどなど・・。
内容が濃くて深くて、著者・深田氏は、何かに導かれるように手が勝手に動くように感じつつ書き進んだと言っていますが、その内容たるや、涙なくしては読めません。
「戦後レジュームからの脱却」には、私は、この一冊読めば十分ではなかと思えるほどの本です。
一読をお勧めします。