スマホ脳の著者という事は存じておりましたが、特に個人的に読む機会がなかったところに母が新聞広告で興味を有したので代行買いいたしました。 著者自身、医学博士を習得しているほか、文系難関資格でもあるMBAもその後得ていることに驚きで、そのハロー効果かもしれませんが、諸々の実験などによる効果にはかなり説得力があったように感じられます。 少なくとも、仮に医学博士が書いた所であっても、あまりにも被験者を使用した実験が少なく、1日に1万歩歩きなさい等のアドヴァイスをしている書よりも信憑性は高い気がしました。 ただ、妄信は禁物で、近年ではあらゆる病気に対しての遺伝的な研究も進んでいるので、そのあたりは留意が必要かと。
尚、海外翻訳書などでは時折目にしますが、この辺りは構成が何だか参考書みたいで好みはかなり分かれそうな気がします。
また、価格がボリュームに対しても割高であるところから星は3つと致しました。
未読ではありますが、社会的にインパクトを与えるといった点については「スマホ脳」の方が万人向けな気がしますw