けど、さらっと読めます。感想はとにかくこの物語の舞台となる職場みたいなところで働かなくてはいけない人生じゃなくてよかった、です。
主要人物3人のうち一番共感できたのは押尾さん。
二谷は気持ち悪すぎる。
そしてある意味この小説を読み通す最大の原動力となった芦川さん。ほんっとに嫌いだわこのひと笑。
仕事はまともにできないくせに、やたら菓子ばっか作って頑張ってる自分に陶酔してる感じがもう本当に気持ち悪いやらイライラするやら、このひとのくだりではずっと心のツッコミが止まりませんでした。
こいつが最後に泣きを見る展開が見たくて読み進めましたが、まあそんな世の中自分の思い通りにはいかないですね。そんなもんですね、現実は。そこを伝えたかったのかなあ。作者さんは。