漫画+分析シート+架空インタビューを駆使して、読みやすいです。
第1章「漫画編」は、9人のキャラクターの日常がイキイキとして、時に共感、時に反感を感じながら、誰でも容易に共通認識が得られます。働く人の価値観や生き方を考える為の切り口が隠されています。
第2章「ワーク編」は、読者自身の自己分析ができます。
14の労働価値や4つのキャリア型(スキル、意志、チーム、バランス)を使って具体的に、各キャラクターを分析することにより、読み手も同時に自己分析していました!
多様性の重要さを実感しました。
特に、4つのキャリア型では、チーム型のキャリアの3つのポイントが心にストン!
行動を見ること→行動の動機を見ること→価値観を見ること
巻末付録の「架空インタビュー」形式は、想像力豊かで、イメージが浮かびました!
主人公「小林希」の“嫌われる勇気”の繰り返しは、凄いと感じます。
今までピント外れのアンチ書評もありましたが、“嫌われる勇気”を大切にして、また、働く人への応援歌を切望します!
これからの生き方とは、大事な要素:時間の使い方の優先順位づけと、受けとりました。
演劇、絵画、音楽、文学等々で、感性を磨きます。
「漫画編」は、百田先生の培ってこられたテクニックが、北野先生のストーリー戦略に、上手く嵌まった感じ!