入院中の身内のため、先に刊行された「美しき小さな雑草の花図鑑」と共に購入。
レビューが一つもなかったこちらにて感想を。
身内は花にとても詳しいので、ありきたりな花の図鑑より、高山植物やこういった雑草の図鑑なら、珍しく楽しく読めるのではと期待し、購入してみました。
残念ながらコロナ禍の現状で面会できないため、感想は私のものになりますが、
1.見開きでまとめられている
2.黒地なので花の色が分かり易い点と、白文字なので目にきつくない
3.コンパクトながら100ページ超ある
以上3点がとてもいいなと思いました。
1つめ、全てが見開きで1種と言うわけではありませんが、1種1種をじっくり楽しむことができます。
2つめ、白内障だと、白地に黒文字がしんどくなってきますが、こちらは黒地なのできつくありません。
また、花の色が良く分かるのも、黒地ならではかなと思います。
ただし、解説(説明)文は決して大きな文字サイズではないので、老眼ゆえ老眼鏡や拡大鏡が欲しいなと感じました。
3つめ、当初本のサイズの小ささがとても気になり、購入を決断するまで時間を要しましたが、実際手に取ってみて、このくらいの大きさの方が気軽に読めて、特に入院中にはうってつけなのではと感じました。
ページ数は100ページを超えているので、読み応えで劣るとは思いません。
また、実際は写真が少なく、解説ばかりという図鑑がありまが、主観で9割くらいは花の写真と解説になっているので、開いてみてがっかりということはなかったです。
金額的には高いかなと感じましたが、ほぼカラーページですし、写真は切り抜きとなっているので、制作のご苦労を考えると、妥当なのかなと。
続巻にありがちなボリューム不足・内容のしょぼさは感じなかったので、先の「美しき小さな雑草の花図鑑」と合わせ、2冊取り揃えても損はないと思います。
★を1つ減らした理由ですが、ほぼ花に焦点が当てられているため、実際にどのような状態の雑草なのか分からない点をマイナス1にしました。
なお、★の数とは関係なく苦情ですが、梅雨の後半で強めの雨が降る中、特にビニールに包まれることなく配達されたのが不満でした。
たまたま届いてすく回収できた点と、外装はともかく、中は緩衝材が貼られたクッション封筒だったため雨にやられずに済みましたが、もう少し配慮ってものをして欲しかったです。