長すぎるって言う方、当初の十二国記はホワイトハート、ラノベでした。
今は出版が新潮文庫です、ラノベのテンポにはなりようがありません。
さて、感想です。
黄昏の岸 暁の天から18年我らは琅燦に振り回された訳でしたか。
「王と麒麟をめぐる摂理に興味があるが、誰も答えは教えてくれないからね。知るためには試してみるしかないんだ」
彼女の天意を確かめたい欲望がこの結果です。
勿論、驍宗への忠義もあります。
どのみち阿選は謀反を起こすであろう考え方を持っていました。
その阿選のコントロールをしつつ、驍宗も台舗も弑さない。
質の悪いことに、彼女には国に対しての忠義はありません、黄朱ですから。
戴麒が戻ってきたときガッツポーズだったでしょうね。
曖昧な顛末が多かったので、短編に期待です。
楽しかったですが、疲れましたね。嫌いじゃない疲れ方ですが。