「大家さんと僕」ファンにお届けする「公式ガイドブック」的な本です。(もちろん、こちらを最初に読んで、作品に興味を持った方が「大家さんと僕」を読むのもありかもしれないですが。)
「盛りだくさんの番外編本」と帯にあり、大きく分けると「漫画」、「寄稿」、「読物」からなってます。「漫画」は「大家さんと僕」の新しい話以外に、前作の解説、「○○さんと僕」といった大家さん以外の方々との交流が描かれています。「寄稿」は著名人からのメッセージ(一部イラストあり)で、漫画のプロの方々をも唸らせた作品であることがよく分かります。「読物」は対談やインタビューなど。ギャル男のちゃーんに対面出来たのが個人的によかったです。
前作同様、1冊まるごと、最初から最後まで、あたたかな、ほのぼのとした矢部さんのお人柄が伝わってきます。「大家さんと僕」第2弾出版を心待ちにしている私にとって、大変うれしい本でした。