3年前に買った。一生ものの和のおかず。
「その料理は二十年後、三十年後にもある料理ですか」…と問う。
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見開きにはこうある。
「東京・神楽坂にある人気割烹・懐石小室の主人である小室光博さんの料理には、
四季折々の旬の食材を生かした和食の粋や、
目からうろこの伝統の技がぎっしりと詰まっています。
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この本では、そんな小室さんならではのコツを教えてもらい家でも手軽に作れ、
しかもその味が『一生もの』になるような家庭料理を取り上げました。
ちょっとしたコツでおいしくなる技に加えて、美しく見せる盛り付けの工夫や、
器使いのヒントもうかがいました。
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小室さんは言います。『伝統的なことって、実はとてもおいしいんです』」。
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この本は良くできている。見てその通りに作るのもいいが、
読み物として心にしみる言葉が溢れている。
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私は、結婚した当初から料理を作って来た。3人の子育てで大変だったから。
毎日ではないが結構な頻度で。「基本の料理」という種の本も5~6冊あった。
自分なりに素材の捌きから味付けまで身に着いたものがある。
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しかし、本当の本物に近い料理を作るために修正を加えている。
料理は心だと思う。誰のためにつくるのか。
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現在、温泉旅行にも、外食さえも控えている。せめて旨いと思う栄養のある料理をつくりたい゜゜