タイトル『読むパンダ』…??って思いながらも
表紙の画像を目にして
「あっ!リーリーだぁ~!」ってなって
(裏表紙はくつろぐ横顔リーリーで
帯はピンクがかったシャンシャンでした)
購入してみました。
読むパンダでした。
上野動物園の歴代パンダちゃんの名前を
記憶しているので
当時のそれぞれのパンダちゃんの状況を知れて
そうだったんだこんなだったんだって
当時の自分はどうしてたとか
思い出しながら読んでいました。
そしてカンカンは大好きな人が生まれる1年前
ランランは私が生まれた2年後に
中国四川省の山脈で生まれたのだと知り
パンダと人間の年齢の重ね方の差はあるけど
同世代だったんだなって更に親近感が湧きました。
四川大地震は当時テレビのニュースで
パンダ基地の崩れた岩山を観ただけでしたが
現場では飼育員さんと職員さんが2組に分かれ
命がけで来園者の避難とパンダ達の救助をしていて
もし私が飼育員さんだったらと考えてしまいます。
オカメインコを飼っているので
東日本大震災の時は鳥さんをケースごと抱きかかえ
確かに咄嗟に自分の事より鳥さんだったなって…。
”パンダを知る”の章の解剖のお話も
興味深かったです。