会津から仙台を経由して、鷲の木まで行く話です。 主人公は、田村銀之助と市村鉄之助です。 （２部からは、また別の人に変わるらしい） 戊辰戦争中ですが、子どもたち中心のため、激しい戦闘シーンはなく、時々ほのぼのとしています。 個人的には、八十八さんのキャラに度肝をぬかれました。土方さんは、安定の格好良さです。 今のところ、山口斉藤さんや、永倉さんたちは、出てきません。 話は、序章という感じで、まだ面白いとか、面白くないとかは、これからかな、と思いました。 兄は兄、自分は自分と頑張る子どもたちが、可愛いです。

かなり「絵」の描ける上手い方なので、初期作品以外は 全部揃えています。 新選組・土方を軸に展開していく話しで、１巻は序章なので 次巻を期待する面白さでした。 …以下、私個人の印象なのですが… 序盤・中盤～と、下調べ・取材がされた骨太のストーリーと 安定した画風で、どの作品も面白いのですが、最後に失速…と 言うか、「この終わり方って？」と置いてけぼりになります。 多分、登場人物が多過ぎるでしょうね。 大きく広げた風呂敷をまとめ切れない…印象です。 凄く良かった「星紋の蛍」は掲載誌廃刊で未完なのが本当に残念。 ……………… 余談ですが、おじさんを描くのが上手いと思います。 人間味があって、格好良くて(笑)