尊敬する大先輩がおすすめしてくれた本。
私はまだ未熟で直情的な所もあるので、信頼していた人から裏切られれば怒り悲しくなり無力感に陥りどうせ他人なんてと感情的になってしまう。
でもそんなときに自分の可愛さのあまり周りから自分を閉ざしてはいけない。自分の境遇を受け入れ他者への感謝の気持ちを忘れないようにしなさい。
という趣旨が書かれているように感じました。
表紙イラストや帯は優しい、ポジティブなテイストで書かれていますが、人間のどす黒い面を見てしまった人にこそこの本はありがたみがあるように感じました。
特に印象に残ったのが「2%の余地」という一節。〈人間はお互いに違うのだから100%信頼してはいけない。98%信頼して2%は相手が間違った時のための許しにとっておきなさい。〉
そんなゆとりを持てるようになりたい。