一時期落ち目だったディズニーアニメを復活させた功労作品。ただいま実写版が大ヒットの模様で、実写版を観てはみたのですが、私はこのアニメ版の出来の方に軍配を上げますね。
そう思ったら、以前セルビデオの整理時に古くなってしまったため捨ててしまったのが諦めがたくなり、ブルーレイ&DVDで買いなおし。
2時間に引き伸ばされた実写版に比較すると、まったく無駄なところなく、立て板に水の勢いで物語を一気語りしており、そのスピード感が爽快なことこの上ないです。
アニメという枠を超えて、ミュージカルとしても楽曲が素晴らしく、だから舞台・実写と形をかえてリバイバルされ続けるのでしょうが、だからこそ、この作品がお好きな方はぜひ原点を押さえておきましょう。(ちなみにディスニーじゃない「美女と野獣」なら、1946年の白黒映画:ジャン・コクトーの「美女と野獣」を強力プッシュしておきます。まさしく芸術作品! )