頼まれて買いましたが自分も読みました。 実力者の本は説得力がありますし読ませる内容ではありますが 本当の核心はミスミの中に伏せて置きたいだろうから ヒントと姿勢、取り組み方を大いに参考にするって感じです。 作者自身の社長時代で自分の判断がうまくいかなかったことや失敗した箇所は書かれてないので 全く0だったとは思えず、★は4にしておきます。

あのミスミが、実は経営戦略が脆弱だったとは、とまず驚かされる。筆者は経営人材の育成という一見企業改革とは無関係のような目標を掲げるが、自身が若手社員を教育しながら戦略を立案し、実行させていく姿は迫力がある。企業改革はやはり有能なリーダーが引っ張らないと成し遂げられないということがよくわかる。リアルなだけ、経営戦略とは、企業改革とは、どう作成し推進していくかが説得力を持って伝わってくる。