稚拙だが、飾り気がなく心に響く歌詞。
テクニックはないが、パワフルでクリアなボーカル。
大して美人ではないが、愛らしい外見とキャラクター。
ステージで輝く、天性の華を持つアーティスト。それが西野カナ。
個人的な感想ですが…
今回のアルバム、あえて欠点を列挙すると、
・新曲が少ない(収録曲の半数がシングルもしくはカップリングとして発表済)
・歌詞の内容/サウンドも、大きな冒険はない
→シングル曲が比較的、今までになかった曲が中心だったせいもある
といった感じです。
しかしながら、恋人同士のケンカをテーマにしつつもコミカルな「Tough Girl」や、 スケールの大きなエールソング「Stand Up」といった楽曲の魅力は、むしろ素晴らしいの一言。
早くライブで聴きたい!と思わせる曲ばかり。来年のツアーが待ち遠しい☆
…総じて、ますますファンになってしまうようなアルバムです。
「着うたの女王」も、ブレイクして4年、25歳。
このアルバムが、今後の命運を握ると思います。
来年は20万人規模のライブツアーも控え、キャリアハイに挑戦する年。
ファンの一人として、今回の新アルバムのヒットを願っています。