高評価が多いですが私は好きではありませんでした。登場人物全てが陰湿な感じがして、少なくとも5部のジョジョのキャラクターらしくないと感じました。個人的にジョジョのキャラクターは善にも悪にも真っすぐで言いたいことはハッキリと言い行動する表裏のない性格のキャラクターが多いと思っているので、既存、オリジナル含め殆どのキャラクターが鬱々としているのが読んでいて苦痛でした。オリジナルキャラにも好感を持てる真っすぐなキャラクターは居ませんでした。ジョジョではなくジョジョを好きな人が書いたジョジョと関係のない小説と思えば読み物としてはまとまっていると思います。5部はアニメ化しましたが、フーゴに関してこの小説の設定を採用しますかとスタッフに問われて否と言った荒木先生の答えが救いでした。