結婚紹介所で仕事経験のある私は、このリアルさに驚きました。ほかのストーリーについてもかなりリアル。何をしていいのか、向いているのかを探ることに悩む若者に対して、これから何ができるのか、今まで何をしてきたのかを考える55歳からの人生。終身雇用やバブルが永遠だと思っていた世代には現在の状況は予想外。でも生きていかねばならない。世の中の変化に合わせて、自分の考えや見方も視点を変えることでいくらでも希望は見いだせる。そんな気持ちになりました。私の中のナンバーワンのセリフは「不安はある。不安だらけと言ってもいい。だが、人生でもっとも恐ろしいのは、後悔とともに生きることだ」・・・これは20代とは全く違う意味の、50代の不安を押しのけてでも後悔しない行動という、限らた人生の時間を指す気がしました。これを実行したならきっと自分が幸せと感じることができる。今の私の幸せはその決断にあると再認識しました。