日頃からアメリカ、西洋に対して疑念を持っていた私には、とても勉強になりました。
日本人は特別なのだと思います。
戦前は白人国家の覇権争いの時代で、有色人種国家など、どこの白人国家が手に入れるか、という支配の対象でしかなかったのでしょう。
しかし、千年以上の歴史を持ち、どこの白人国家にも支配されず、とても正義感が強く勤勉で、開国したらたちまち白人に追いついてしまうほどのポテンシャルを持った民族、それが私達の祖先の日本人、日本民族でした。
同じ有色人種国家である日本が、国際社会に堂々と立ち上がり、差別され搾取される側だった有色人種に憧れと希望を与えました。
しかし、それは同時に、白人国家には畏怖と脅威を与えた事でしょう。
有色人差別、差別以前に人間扱いされない事が当り前の時代、白人達が奥歯をギリギリいわせて許せなかったのは想像に容易い事です。
アメリカの国際法無視の無差別虐殺により日本は戦闘では負けはしたものの、白人国家は植民地を失いました。
大東亜共栄圏、とまではいかなかったかも知れませんが、有色人種を今の国際的立場に押し上げたのは日本人の命の対価であり、戦争目的を達成したのは日本でありました。
戦争目的を達成する事が戦争での勝利だと定義するならば、日本は敗戦国ではないと思います。
歴史的に日本には、他国が正しい理論で挑んできたとしても、どこの国にも負けない正義があります。
だから理不尽で不条理で卑劣な手段を使わねば勝てないのでしょう。
だからこそ日本の(いわゆる)敗戦後も、卑怯な国々は正しくない不条理な理論で日本を封じ込めようとしています。
私もアメリカに正義はないし、日本人のいうところの愛を語る道理もないと思います。
勇気を持って真実を語る倉山満先生は、本当に素晴らしいと思います。