1947のムッシュ・ディオール時代以降から2011のガリアーノ最後の時代まで継承されてきたディオールのファッション面でのエレガンスが、美しい写真とコラボレートして出来上がった芸術的ファッション写真集。
決して買うことはできないが(実はジャンボ宝くじ1等が当たったら買うつもりwww)、洗練極まるオートクチュール作品を、ジゼルやナタリアらのトップモデルが着こなしている。こんな夢の世界もあるのだ。
私はファッションの専門家ではないが先代のデザイナーだったガリアーノの官能的でやや過剰なまでの装飾的作品群が好きだった。ムッシュ・ディオールとその表現法は違っていても。やはりその服にエレガンスは宿っており、その服に袖を通す人々の幸せが写真からにじみ出ている。
ただ、この本はやたらに巨大である。内容は偉大だけれど巨大で重い。届いたときにその重量と巨大さに注文した方は驚愕することは間違いない。したがって本棚に入れることすらかなわない。
というわけで★一つとって4。
お気に入りの服と有名な服を写真に載せておきます。