インプレス編集写真の実践テクニック辞典、六つのパートに分けて、絞り・ボケ、シャッタースピード、光、色温度、レンズ、構図、と、知りたい技術を見開き1ページにひとつの要素を実例付きで解説してくれます。
この一冊でほぼ実際的な撮影に関しては網羅できています。よく練り込まれていますね。
基礎的な解説も的を射ていてわかりやすいと思います。各セクションは基礎解説からスタートして、実践的な作例まで技術解説してくれています。すぐにやってみたいと思わせてくれるところも良いですね。実際この本のとおりに撮影すれば、テクニックの内容が理解しやすいと思います。
絞りの項ではその役割とボケ効果の実際例の作画法を。シャッタースピードでは時間に対する表現法(ブレ)のあれこれを。光の項では撮影イメージを決定する光の向き(順光、逆光)の効果と補正法を。色の項では色温度の解説とホワイトバランス、及びそれを利用した応用例を。レンズの項では焦点距離と画角、アングルに関して作例をまじえて解説。構図の項では、構図の種類と効果、イメージのまとめ方など。以上、かなり実践的に参考になることがらが掲載されています。
写真の基礎からカメラの実際まで解説してくれますから、初歩の方には参考になること多いと思いますよ。(Gさんもこれくらいの本は読んでねw)(^^;
新書サイズでこの内容は良いと感じました。写真がうまくいかないと感じておられる方には強い味方になりうる一冊でしょうか。
おすすめしておきますね。(ひとことおことわりを、初心者向きです☆)