BDになり鮮明さは増しましたが、色合いは淡く、シャープな印象で画質に関してはやや物足りなさがあります。90年代の作品なので色調の補正もそれ程必要ないのかもしれません。音質はセリフとBGMのバランスが良くなっています。SFやアクションじゃないので迫力はありませんが、物語としっかりシンクロしていて音の広がりを感じ気持ちが良いです。少年少女の甘酸っぱい恋と日常風景の物語で数あるジブリ作品の中で一番好きな作品が「耳をすませば」です。定価価格が高すぎなのとBD版の期待し過ぎで☆ひとつ削りましたが、爽やかで気持ちの良いアニメ映画で心温まりますよ!最後に、近藤喜文監督作品をもっと見てみたかったですね…