知りたがりのこぐまくん。朝、目が覚めた瞬間から夜、眠る直前までお母さんに「どうしてどうして?」 とたくさん質問します。「どうして太陽はあっちもこっちも明るくしちゃうの?」「どうして風はなあんでもひゅひゅうっとかきまわすの?」「どうして森の小路はくねくねしてるの?」なぜなぜ期のこぐまくんを、お母さんが優しく受け止めます。
娘はまだなぜなぜ期に入っていないのか、あまり「どうして?」と聞いてこないなと思ってこの本を読んでみました。でも日常を振り返ると、テレビを見ている時などに泣いてる子が映ると「どうしてこの子は泣いてるの?」ってよく聞かれるんですよね。娘は人の表情・感情に敏感ななぜなぜ期のようです。これはこれで難しい…。こぐまくんのお母さんのようにうまい返事をしてあげられる自信はないけれど、一緒に図鑑で調べたりしたいので、この絵本をきっかけに科学的ななぜなぜ期に入らないかな?とちょっと期待しています。