買ったのは随分前ですが、久しぶりに改めて聴いて、やっぱり良いなぁ、上手いなぁ~と思いました。南澤さんのしらべシリーズは全作持っていますが、この天上の映画音楽編は9作目ということもあり、こなれているというか、バランスよく楽しめる感じです。
映画音楽といいつつ、邦楽ポップスあり、アニソンあり、何故か「ラジオ体操第一」や「春の海」など、ギターでここまで作品として昇華できるんだと感心します。バラエティに富んでいるので、(自分がそうですが)専らCDとして聴いても飽きが来ないと思います。
個人的には、「ステイン・アライブ」や「プリティ・ウーマン」などが南澤さんの技巧を余すところなく楽しめて好きですし、スペシャル・プログラムの「くるみ割り人形」(全8曲からなる組曲仕立て)に至っては圧巻です。
ま、CDを聴いてしまうと、自分で弾いてみようという気には到底ならないのが難点と言えば難点?