コンビニに置いてあったのを目にしたのですが、男性が何人も立ち止まっては手に取りそのまま読みふける姿を見て、この本に興味を持ちました。少し立ち読みしてすぐ購入を決めましたが、当たりだったと思います。イマドキの若い人の生き方としてカッコイイ論が書いてあると思いました。写真と詩(?)みたいのも多いですが、エッセイ本としては中身十分かなと。ずっと人生のバイブルにするとかいう大げさなものではないけれど、自分も同じようなことを考えているなと共感したり、ちょっと元気をもらったり。著者のホストの人は全く知りませんでしたが、本当に別にかっこよくない（ように写真では見える）のにカリスマホストなのなら、この本に書いてある彼の生き方考え方がひとつの正解だってことではないかと思いました。

ホストの立場の著者が書いたということで、興味をそそられて購入。 こういっては失礼だが、業界のネタバレ・裏話本程度の期待でしたが、 著者の文章力に魅了されて一気に読んでしまいました。 日々、何を考え、何を感じながら水商売の世界で生きているのか。 どうして水商売の世界に入ったのか。 そんなことも、とても魅力的な文体で書かれています。 いつも決まったジャンルの本ばかりでなく、幅広いジャンルの本を読もうと 思っていた矢先に、思わぬ拾いものでした。

数年前 クタクタになるまで読んでいた本。 引越しの際 間違えて処分してしまって 今また どうしても読みたくて。

特にお若い方には読んでいただきたいかな。すべてではないですが、何かのきっかけにはなるのではないかと思います。

２００９年の良書ナンバー１。 分かり易く心に響く本。 どんな人でも頑張る勇気の湧く本。

自分にダメ出ししかだせない時に読むと励まされます。