面白いといえば面白いですが…。絶賛する声が多いようですがそれほどのものとも思えません。自分にとっては暇つぶしに楽しく読めるエッセイ程度の内容でした。

会社の先輩に薦められ、借りたのですが落語に興味がなかったので、読み始めるのが遅くなってしまい…でも読んだらとてもおもしろくて一気読みしました！ 自分用に欲しくて本屋を何軒かまわるものの見つからず… 購入できてよかったです

うまい文章ではありませんが、人の心を打ちます。 師匠への愛と憎しみといったら大げさですが、その思いの強さが読み手の心を打つのだと思います。 どこかのお店の片隅で、偉大な師匠との繋がりを、付き合いの濃さを、ひいては自分を、精一杯世間にアピールしている健気な弟子からお喋りを聞いているような感じです。（皮肉ではなく）

このところ落語にはまってますが、談春は若手でナンバーワンではないでしょうか。その談春の前座時代のエピソードがスピード感のある文章で語られています。師匠談志の人となり、兄弟弟子との交流などもべたつかない表現ですがたっぷりと描かれていて、非常に面白かった。今後の落語会が更に楽しみになりそうです。落語に目覚めつつある同僚にもおすすめしました。

母にすすめられて購入。昨年からTVのブックレビューなどで紹介されている作品です。立川談志師匠に弟子入りした談春氏のエッセイ。この方の落語を聞いたことはないのですが、あっという間に読めてしまうリズムのよさで、ぜひ一席聞いてみたいと思わせる一冊。個性あふれる面々が登場しますが、わりにスマートな語り口で、それが物足りなくもあり、落語ファン以外にも楽しめる理由でもあり、とかった感じでした。

文章がすごく上手い人かと問われれば、もっと上手い人はいると思うけれど、談春の語りのペースに引き込まれて、笑いながら一気に読んでしまった。彼の魅力のせいなのか、才能があるからなのか。落語にあまり詳しくないが、弟子破門のことの顛末が書かれていたり、談志って実はどういう人なのかなんてのも垣間見られて、面白かった。

競艇選手への道に挫折した少年が、高校中退で立川談志の門下へ。猫を空気銃で狙う弟子、突如命令で魚河岸での修業、恐怖の二つ目昇進試験、談志を破門した人間国宝・小さんまで巻き込んでの真打トライアル・・・面白い、面白過ぎる！書き手も達者だが、文章から透けて見えるのは、談志という落語家の、あまりにも破天荒なキャラクター。一気に読みたい気持ちを抑えて、じっくり味わって下さい。

最初から 引き込まれました 面白い! 師匠に対する尊敬 弟子に対する愛情が溢れてます

とても良かったです。テレビ放送が楽しみです

立川談志ファンは必見です。私はあまり談志はスキではありませんが、それでも面白く読ませていただきました。談春さんの落語が好きな人は、語り口が同じなので、読みやすいと思いますです。はい。

前から興味があり読みたかったので・・・・待ってましたと読んでしまいました。読みながらおもしろい、落語も生で聞きたいと思えるほど最高でした。寄席にも行って帰ってからも読んで楽しめました

談春師匠らしいシャープな文体ですが、 ちゃんとオチをつけているところはさすが落語家という感じがします。

気になっている方にはお勧めしたい1冊です。

落語立川流の流儀・歴史などが随所に垣間見れる秀逸な自叙伝になっています。 談春の世界にぐいぐい引き込まれてしまい、あっという間に読み終えています。 立川談志の世界にも違う角度から知ることも可能。 落語好きには（特に立川流ファン）、一読の価値ありです。

落語家の半生記としての面白さは無論だが、語り口と素直な 表現力で一気に読み終わってしまった。 売り上げ２０万部「ベストセラー」に納得。

立川談志を敬愛し、立川流が好きで、立川談春が気になる人なら、買って損をすることは万に一つもありません。 さらにいうと、ただのタレント本ではありません。一級品のエッセイです。人生の教訓がびっしりと詰まっています。 立川談志を間近で観察し、そのすべてを吸収せんとした弟子による、立川談志のエッセンスが行間に満ちています。 人間・立川談春の青春が、すべてのページに滲んでいます。 その意味では、「面白い本を読みたい」と思っているすべての人にお勧めです。 落語に縁の薄い人も、すぐに噺を聞いてみたくなるでしょう。

談春さんをよく知らない志の輔さんファンですが、読むと真打ちになる前の立川流のお弟子さんたちの様子がわかり、楽しくあっという間に読み終わってしまいました。

年末に買って、2ヶ月ほど寝かしましたが、笑って、泣けて、笑って、泣けました。 とても心が温かくなるエッセイです。 心底ほれた「立川談志」という師匠への想い、師匠からの想い、いっしょにがんばった仲間たちへの愛情がたくさん詰まっていました。

本に興味を持ちました。 全く興味の無い世界の事だったので、私にはとても新鮮に写りどんどん引き込まれてしまって一気に読んでしまいました。

古典落語や、談志イズムの洒落が分からない人には、 なぜ、こんなエッセイが話題作なの？と思うに違いない。 最初のチョコフレークによる『権利』と『義務』の掴みからして最高です。

自分が読むために購入したのですが、ダンナに先にもってかれてしまった･･･。

嫌がる主人に無理やり読ませたけれど、嬉しそうに「面白い」といって夢中で読んでました。 人間が生きていくヒントが随所にちりばめられています。それがテーマではないはずなのですが、スーッと体に浸透します。お勧めです。

落語に全く興味のない方にはお勧めしません。 逆に落語（立川流）好きなら必読です。

落語が分らなくても、最後まで引き込まれるように読める一冊です。読後は、もっと落語が知りたくなります。

エピソードはおもしろいと思う。ただ，最後に談志が「小さんはいつも俺の心の中にいる」と言ったという話はありきたりすぎて却って興ざめだった。